この記事を読んでいるあなたは、
- THCとは何なのか知りたい
- THCの違法性について知りたい
- THCを摂取するとどんな効果があるのか知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「THCとCBDって違法じゃないの?効果や副作用について紹介」をお伝えしていきます。
THCとは何?
リラックス効果を持つCBDについて興味を持っている人はTHCについても知りたいと思っている人が多いです。
ここではTHCとは何なのかについて紹介していきます。
大麻草に含まれている成分の1つ
THCとはテトラヒドロカンナビノールのことで、ズバリ大麻草に含まれている主要成分、カンナビノイドのうちの1つです。
カンナビノイドは100種類以上あり、THCはその中でも特に重要で三大主要成分として挙げられます。
大麻にはさまざまな成分が含まれていますが、全体のおおよそ10%を占めるといわれています。
個体差があり多いものなら20%を超える程多く含まれているので、かなり主要な成分です。
「大麻草の成分」と聞くと「危険」とすぐにイメージしがちですが、すべてが危険な成分というわけではありません。
アメリカやヨーロッパを中心に嗜好品として広がっているCBD(カンナビジオール)もカンナビノイドの1つです。
ただし、効き目や体に与える作用などが似ているところがあるので、後で詳しく違いについて解説していきます。
日本では違法成分
大麻の成分であるCBDは日本でも法律に触れることがない合法な成分です。
一方のTHCは大麻取締法によって規制される可能性が高いです。
アメリカの一部の州など国や地域によっては「THCが0.3%未満のもの」などのルール内のものに限りヘンプとして使用が合法化されています。
しかし2021年7月現在、日本は大麻取締法でTHCを多く含んだ大麻草や花、葉に対しては所持や譲受などが禁止されています。
つまり、THCに関しては違法成分と正しく理解しておくことが必要です。
そうでないとトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
海外の事例として、一定の規制やルールを設けたうえで医療用大麻として利用されているケースがあります。
そのため、日本でも将来的には医療用としての利用が認められる可能性はあるといえるでしょう。
THCの効果・効能とは
THCは麻薬成分と考えられているので悪いイメージが強いですが、良い効果もあります。
ここではTHCで得られる効果を紹介していきます。
高揚感が得られる
THCの効果として1番にイメージするものとしては高揚感という人が多いでしょう。
THCが脳にあるカンナビノイド受容体と結びつくことで、5感が鋭くなったり気持ちが高ぶったりするのです。
一般的に大麻による高揚感は「ハイになる」といわれ、麻薬特有の効果・病的なものとして捉えられます。
これは精神的な部分に作用することで起こり、脳などに悪影響を与える恐れもあるからです。
しかし、THCによる陶酔感や幸福感などの作用はアルツハイマー型認知症に効くという研究結果もあります。
使い方によっては有用なので、海外では医療目的に使われていることもあります。
なお、CBDはリラックスする効果はありますが、ハイになることはありません。
不安を軽減できる
不安を和らげる効果も期待できます。
THCは陶酔感を与えるなど精神面に作用するので、気分を高めたり興奮させたりします。
特に多幸感があるので、不安を感じている時に摂取をすると効き目は絶大です。
また、気分を変える作用があることから、不眠症に対しても効き目があることがわかっています。
不安や悩みによって寝付けなくても、THCを摂取することで眠れるようになるのです。
ちなみに、CBDにも不安を軽減する効果があるので、この部分は共通しています。
吐き気や痛みなどの緩和
医療目的に有効と考えられているのが、吐き気や痛みの緩和効果です。
末期がんなどの難病ではモルヒネが十分に効かず、痛みに苦しむ患者がたくさんいます。
しかし、THCには痛みを抑える効果があるので、モルヒネが効きにくい患者に対して使えるのです。
そのため、外国によってはTHCを薬として使っています。
また、化学療法に伴う吐き気に対しても効果が期待されています。
趣向品として使い続けるのには危険性がありますが、医療の現場では重宝する成分です。
食欲を増進する
食欲を増進する効果はCBDにはないTHCだけの効き目で、特筆すべきものです。
ガンなどの難病に使う薬は強いものが多く、副作用で食欲をなくしてしまうものがたくさんあります。
病気と闘うにはかなりのエネルギーが必要ですが、食欲を失うと体力が低下して症状を悪化させてしまいます。
そんな時にTHCを使えば味覚や嗅覚などが研ぎ澄まされるので、食欲を増進できるのです。
THCの副作用・危険性とは
THCには医療の現場で有用な効果がありますが、注意すべき副作用や危険性もあります。
ここでは副作用や危険性について紹介していきます。
強力な精神作用
THCを使う危険性で最も注意しなければならないのが、強力に精神に作用することです。
特に、脳内にはCB1とCB2の2つのカンナビノイド受容体がありますが、広く分布しているCB1と相性が良いです。
そのため、精神に対しての影響力も大きくなります。
なお、CBDはカンナビノイド受容体との親和性が低いので、精神作用を起こす恐れはありません。
依存症
THCには依存性があることも注意すべき危険性の1つです。
THCは脳内報酬系という回路を刺激して繰り返し摂取させようとするので、大麻は止められなくなるのです。
さらに、THCには耐性があるので使えば使うほど効き目を実感するために量が増えていきます。
その結果、精神への作用も強くなって、依存症もひどくなっていくのです。
精神的な悪影響
精神作用が強くなって依存症もひどくなると、精神面への悪影響が現れてきます。
例えば、幻想や妄想などに悩まされるようになります。
それ以外にも、統合失調症や精神疾患を引き起こすリスクを高めるといえるでしょう。
CBDでTHCを摂取してしまわないために
THCは大麻由来成分ですので、大麻取締法で禁止されていない部分にも含まれている可能性があります。
そのため、同じ大麻由来成分であるCBDを抽出する時にTHCが混ざる可能性はゼロではありません。
ここではCBDを安全に摂取するコツを紹介していきます。
メーカーを確認する
THCが含まれていないかは、メーカーを確認するのが有効な手段です。
例えば、日本でCBDを長い間売っている老舗などであれば、日本の事情を知っているので安心できます。
また、メーカーのホームページを見て、THCがゼロであることを第三者機関が証明していることでも確認できます。
メーカーがわからない製品を、安いからと購入しないようにしましょう。
日本製のものを購入する
日本製のCBDを購入するのもおすすめです。
日本で作られたCBDは日本の法律に準拠して作られているので、基本的にTHCが混じることはありません。
CBDはアメリカやヨーロッパで進んでいるので外国メーカーが多く、輸入品もたくさんあります。
それらに不安を感じている場合は日本製のものを選んで購入するようにしましょう。
THCの違法性や効果についてのまとめ
THCはCBDと同じく大麻に含まれる成分ですが、精神作用があることから法で認められていない成分です。
外国に目を向けると鎮痛や食欲増進といった作用に着目して、医療の現場で利用されている国や地域があります。
しかし、日本では精神作用が強いことから基本的に所持や譲受などが認められていません。
そのため、安心してCBDを利用する場合は、メーカーや製造国を確認して使用するようにしましょう。