ヴェポライザーの匂いの原因とは?他のタバコと徹底比較!

この記事を読んでいるあなたは、

  • ヴェポライザーの匂いの原因が知りたい
  • ヴェポライザーの匂いがつくのか知りたい
  • 他のタバコと比較してヴェポライザーの匂いはどの程度なのか知りたい

と考えているかもしれません。

そこで本記事では「ヴェポライザーの匂いについて」解説していきます。

ヴェポライザーとは

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ヴェポライザーとは、加熱式の喫煙器具のことです。

葉っぱが気化する200℃前後まで、電気などの熱であたため、蒸発した成分を吸入するという仕組みです。

葉っぱを燃やすわけではないため、燃焼させたときに発生する毒素・タール・一酸化炭素などの有害物質を含む煙がほとんど発生しないという特徴があります。

ヴェポライザーの主なタイプは以下の3つです。

  • 小さな金属プレートの上に葉タバコ(シャグ)・ドライハーブを置くタイプ
  • 非常に熱い空気の流れをハーブに向けるタイプ
  • CBD製品を気化させるタイプ

中でも、現在の主流は非常に熱い空気の流れをハーブに向けるタイプとなっています。

ヴェポライザーは、医療用器具として利用されているものもあるため、安心して利用できる喫煙器具です。

ヴェポライザーの匂いの原因とは

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ここでは、ヴェポライザーの匂いの原因を紹介していきます。

シャグそのものの匂い

加熱前のシャグは、葉タバコなので葉タバコそのものの匂いがします

紙巻きタバコの匂いよりも薄めですが、非喫煙者からすると匂いの感じ方はあまり変わりません。

ただ、やはり火をつけた紙巻きタバコよりも火をつけていない方が匂いは感じにくいです。

ちなみに、ヴェポライザーで使われるシャグには、着香・非着香の2種類あります。

着香の場合、さまざまなフレーバーの香りがし、非着香シャグよりも匂いは強い傾向にあります。

どのシャグも加熱前の匂いはほんのり程度で、部屋などに置く芳香剤と比較すると匂いは控えめとなっています。

シャグの種類

ヴェポライザーのシャグには、紙巻きタバコに近い喫味無味のシャグや、その他フルーツ系のフレーバーなどさまざまなシャグがあります。

以下のようにさまざまなフレーバーのシャグが用意されています。

  • メンソール系
  • フルーツ系(ライチ・アップル・レモン・カシス・ラズベリー・オレンジなど)
  • バニラ・ココナッツ・チョコレート系
  • ワイン・シャンパン系

葉タバコの匂いが気になるという方は、上記のようなシャグを選ぶと、各フレーバーの匂いがするのでおすすめです。

CBDリキッドの匂い

CBDリキッドの匂いは、ほぼ無臭です。

CBDには、タバコに含まれるニコチン・タールなどの科学物質が含まれていないため、嫌な臭いはありません。

ただし、CBDリキッドの中には、フルーツなどの香りが付けられた製品も販売されています

こうした製品は、選んだフレーバーの香りがするので気に入った香りのものを選ぶことができます。

人工的な香りが苦手だと言う方は、香り付けされていない天然フレーバーのものを選んでください。

ヴェポライザーと他のタバコとの匂いを徹底比較

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これまでの説明で、ヴェポライザーの匂いの原因がわかったと思います。

では、他のタバコと比較すると、ヴェポライザーの匂いレベルはどの程度なのでしょうか。

そこでここからは、ヴェポライザーと他のタバコの匂いを比較紹介していきます。

加熱時の匂い

各種タバコの加熱時や火をつけた時は、以下のような順番で匂いを強く感じます。

  1. 紙巻きタバコ
  2. iQOSのヒートスティック
  3. gloネオスティック
  4. シャグ(ヴェポライザー使用時)
  5. Ploom Tech
  6. VAPE

物理的に、どうしても燃焼している紙巻きタバコの匂いはキツいです

次に、iQOSのヒートスティックを加熱した際の匂いで、世間的にも焼き芋のような匂いが強めで臭いと感じる方が多い傾向にあります。

メーカーから公開されているわけではありませんが、iQOSのヒートスティックには風味・ミスト量を増やすため、グリセリンなどが添加されています。

また、加熱方式も違うことから、iQOSの匂いがキツいのではないかと考えられます。

gloは、加熱時の匂いがiQOSよりもやや控えめで、ヴェポライザーで加熱したシャグと同じくらいの匂いレベルです。

加熱式タバコの中で、最も匂いが穏やかなのがPloom Techです。

iQOS・glo・ヴェポライザーは、葉タバコそのものを直接加熱することで、ミストを発生させます。

一方、Ploom Techは加熱したミスト(グリセリン)を葉タバコにくぐらせることで、葉タバコ内の成分を吸い込みます

このPloom Techのミストは、VAPE(電子タバコ)で使われるリキッドの原料と同等の成分で、VG(ベジタブルグリセリン)・PG(プロピレングリコール)が主成分となっています。

つまり、Ploom TechはVAPEとほとんど同じで、葉タバコが入ったカプセルがあるかないかの違いだけです。

このカプセル内の葉タバコは、少し匂いがしますが、ミストの原料は無臭なので、Ploom Techの匂いは、加熱式タバコの中でも最も匂いが少ないのです。

吸い殻の匂い

一般的に、紙巻きタバコを吸い終わった吸い殻の方が匂いがキツいと感じる方が多いと思います。

これは、加熱式タバコの吸い殻も同様で、iQOSのヒートスティックを吸い終わった吸い殻などは匂いが強いです。

各種タバコを吸い終わった後の匂いは、以下のような順番で匂いを感じます。

  1. 紙巻きタバコ
  2. iQOSのヒートスティック・gloネオスティック・シャグ(ヴェポライザー使用時)
  3. Ploom Tech

ヴェポライザーでも、吸い殻の匂いはそこそこ強めとなっています。

どの種類のタバコにも言えることですが、どうしても吸い殻は匂いが強くなるため、匂いを防ぎたいのであれば、気密性の高い灰皿を使用すると良いでしょう。

特に、加熱式タバコの場合、耐熱性の灰皿である必要はないため、気密性の高い保存容器なども使用できます。

吸い殻の匂いも防ぎやすいのが、加熱式タバコ・ヴェポライザーを使用するメリットの一つでしょう。

匂いのつき方

各種タバコを吸い終わった後は、以下のような順番で匂いがつきます。

  1. 紙巻きタバコ
  2. iQOSのヒートスティック
  3. シャグ(ヴェポライザー使用時)・VAPE・Ploom Tech

iQOSのヒートスティックは、紙巻きタバコと比較しても煙・タールの量は少ないですが、iQOS独特の匂いがあります

ヴェポライザーから立ち上がるのは紙巻きタバコのように、タールたっぷりの煙ではなく、ただの水蒸気なので部屋の壁が汚れる心配もありません

Ploom Techは、iQOSなどと同じ加熱式タバコですが、葉タバコを加熱するのではなくニコチンが入っているリキッドをあたため、その水蒸気を吸うので、煙が少なく、嫌な匂いもほとんどありません

また、VAPEも、Ploom Techのような仕組みとなっているため、匂いがつきにくいです。

ヴェポライザーの匂いまとめ

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本記事では「ヴェポライザーを吸う上での匂い」についてまとめました。

ヴェポライザーで吸うシャグやCBDリキッドには様々なフレーバがあるので自分好みの香りを探してみてください。